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    ダルマダースの『インド講座』

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    ポッド河 ガンガー(ガンジス河)

    2015 - 01/16 [Fri] - 20:10

    はるかシライドホの端までやって来て、タゴールの家(クティバリ)の入場料金 200Tkに腹を立て、整備され過ぎのお屋敷と庭に幻滅して、気分のやりどころがなく、どうしたものかと園内をぶらぶら歩いていたら、庭師の人が「ポッド河を見ましたか」と声をかけてくれました。

    バングラデシュで「ポッド河(パドマ河:蓮の河)」と呼ばれる大河は、インドのガンジス河のことで、その下流を指します。

    xb-bangla22310 (478x600)

    現在コルカタを流れるフグリー河は、太古の昔、ガンジス河の本流だったと想像します。歴史が経過すると共に、ガンジス河は自ら運び出す大量の堆積物のために、どんどん東に流れを伸ばし、バングラデシュで、ヒマラヤ山脈の裏から流れてくる「ブラフマプトラ河(バングラデシュで、ジョムナ河)」とぶつかり、さらに、北部のメガラヤや東部のマニプリ、トリプラの山岳地帯の川が集合する「メグナ河」とも合流して、巨大な氾濫原をベンガル湾河口部に形成しています。

    大ざっぱにいうと、コルカタからチッタゴンまで全体が、ガンジス・ブラフマプトラ・メグナ3河のデルタ氾濫原といえるでしょう。

    ガンジス河がバングラデシュ国に入る、インドの国境の町ファラッカに巨大なダムが建設され、ガンジス河は堰き止められました。まるでヒンドゥ教の聖河をイスラム教のバングラデシュに流してなるものか、という意図があるんでしょうか。

    実を言いますと、地形図を見ると分かりますが、フグリー河は直接はガンジス河につながっていません。ファラッカあたりの伏流水が集まって、巨大なフグリー河になっています。ですので、乾季には水量が低下するため、それを防ぐために、ガンジス河本流を堰き止め、フグリー河に水を供給するのです。しかし雨季の時にインド側は、バングラデシュの事情を考慮せずに堰を開門するため、下流の広大な氾濫原は水没します。この堰の稼働については、2国間の政治問題になっています。

    バングラデシュ入国2日目。ガンジス河を見てみたいと思いました。

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    霞(かすみ)の向こうに、かすかに向こう岸が見えます。
    水流を感じず、表情もなく、曇り空と河の表面と向こう岸とが混然一体となって、ただただ広大な風景。
    周囲に建物はなく、生活風景はなく、簡単な船着場は、まるで冥途への渡し場のように、水面に浮いています。
    目を凝らすと、はるか彼方の向こう岸にも、渡し船が見えます。
    渡し場に停泊している小さな船で、この大河を横断するんですね。
    河の真中に差し掛かる頃には、両岸とも霞(かす)んで見えなくなるんじゃないかと、想像しました。
    それは幻想的ではありますが、ちょっと怖いです。

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    やっとタゴールの詩の世界にふさわしい風景を見つけ、安堵しました。ガタガタ道を戻る途中に日没となり、夕焼けが広がり、やがて暗闇となる頃、クシュティアの宿にたどり着きました。

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