FC2ブログ

    ダルマダースの『インド講座』

      ひらけごまのナビゲーター   トップページ > スポンサー広告> 世界潮流 東アジアの憂鬱 > ウクライナ「国家全体」に対するサイバー攻撃  

    スポンサーサイト

    -- - --/-- [--] - --:--

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    ウクライナ「国家全体」に対するサイバー攻撃

    2017 - 10/17 [Tue] - 12:09

    サイバー攻撃が新次元に ウクライナ危機の全貌
    2017/10/12付日本経済新聞 電子版

     世界の情報セキュリティー関係者がウクライナで頻発する大規模なサイバー攻撃を固唾をのんで見守っている。政府機関や電力網なども大きな被害を受け、社会が混乱する事態に陥ったからだ。軍事的に対立するロシアが仕掛けたとされる。強力なサイバー部隊を運用する北朝鮮との緊張が高まる日本にとっても、ウクライナ危機は「対岸の火事」ではなく早急の対応が迫られている。

     「ウクライナへのサイバー攻撃が日増しに激しくなっている。本当に気が抜けない」。ウクライナを代表する情報セキュリティー会社、ISSPのオレグ・デレビアンコ会長は首都キエフ市内のオフィスでこう語った。

    ■銀行3000カ所閉鎖

     同社は現在、政府機関、金融、エネルギーや小売りなど幅広い業界にサイバー防御サービスを提供。デレビアンコ会長は3年ほど前にクリミア半島を巡るロシアとの紛争後に激化したサイバー攻撃への防御を担うキーマンとして日々、警戒情報を発してきた。

     痛恨だったのは6月27日の大攻撃だ。翌日が祝日の憲法記念日で、防御が手薄になった間隙を突かれた。デレビアンコ会長も休暇をやめて対応したが、「国中が一時パニック状態に陥った」。

     政府機関や病院ではパソコンが使えなくなり手書きでの作業が強いられた。銀行の店舗は3000カ所以上が閉鎖。地下鉄やガソリンスタンドではクレジットカード決済が不能となった。キエフの国際空港では発着時間などを知らせる電光掲示板が作動不能。チェルノブイリ原発では放射線監視システムも故障した。

     あたかも、サイバーテロで全米が大混乱する姿を描いた人気アクション映画「ダイ・ハード4.0」を彷彿(ほうふつ)とさせる事態だった。

    サイバー攻撃

     「ワナクライ」と呼ばれるウイルスが使われた5月の世界同時サイバー攻撃では被害が150カ国に広がったが、今回はウクライナが狙い撃ちされた。同国で普及する会計システム「メドック」が不正アクセスを受けウイルスが混入したことで被害が全体に広がった。

     感染したパソコンで保存していたデータが使えなくなり、元に戻す見返りに金銭を要求するメッセージが画面に現れたからだ。5月のワナクライのように身代金要求型の「ランサムウエア」と呼ばれる種類のウイルスでの攻撃とみられていた。

     だが、ISSPが解析した結果は違った。デレビアンコ会長は「ランサムウエアを装っているだけ。実態はデータを破壊することを目的にしたウイルスだった」と指摘する。データは徹底的に破壊されたため政府機関がシステムを復旧するのに2~3週間もかかった。

     ウクライナ政府はロシアの攻撃としたが、ロシア政府は否定した。それでもウクライナ政府の被害調査に協力する米情報セキュリティー会社、ファイア・アイのジョン・ホルトクイスト・サイバースパイ分析官は、「一連のサイバー攻撃はロシア政府が支援するハッカー集団『サンドワームチーム』が手がけている可能性が高い」と語る。

    ■始まりは2010年

     ウクライナへのサイバー攻撃は世界を何度も震撼(しんかん)させてきた。特に社会インフラの中核である電力網まで機能停止に追い込まれたのは衝撃的だった。15年12月にウクライナ西部で、サイバー攻撃による停電が世界で初めて発生。16年12月には再びキエフやその周辺への電力供給がストップした。

     サイバー攻撃で被害を受けた国有送電会社ウクレネルゴで、セキュリティーを担当するサバデル・ユーリー氏は「標的になった変電所はネットにつながっておりシステムへの不正侵入を許してしまった」と悔しがる。

     調査の結果、電力システムへの不正侵入は10年に始まっていたことが明らかになった。「実行犯は6年間かけて電力システム全体を調べ尽くし、遠隔操作が可能な最新設備の入った変電所に狙いを定めた」(ユーリー氏)。現在は遠隔操作ができないよう変電所の制御システムをネットから切り離して運用しているという。それでも複雑に張り巡らされた電力網ゆえ盤石かは不透明だ。

     ウクライナ国家警察サイバー防衛部隊の幹部は「どのような犠牲を払ってでもサイバー攻撃を阻止する」と語る。疑惑段階でも素早く捜査し、他の政府機関や民間との連携も密にして被害を最小限に抑える。見えない敵との戦いは終わりがなく緊張の日々が続く。
    スポンサーサイト


    関連記事

    筋トレ HIIT で体脂肪が落ちる «««

     | HOME | 


    »»» 脳の働きは電気活動

     | HOME | 

    れんらく用紙

    コメント・メッセージ承ります。お気軽にどうぞ。

    あなたのお名前:
    メール:
    本文:

    ツリーカテゴリー

    最近の記事

    リンク

    ブログ内検索

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。