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    脳の働きは電気活動

    2017 - 10/08 [Sun] - 11:33

    2017.10.8 07:00 【脳を知る】 Sankei Website

    脳の働きは電気活動で営まれている

    「脳を知る」というテーマで脳の病気について解説していますが、脳をどのようにイメージしていますか? よく「脳みそ」といわれる脳は、確かに軟らかいタンパク質のかたまりです。このタンパク質のかたまりは1千億個以上の神経細胞でできており、一つ一つの神経細胞がコンピューターのような働きをしています。つまり1千億個のコンピューターがお互い、「軸索」というケーブルで無数のネットワークをつくっているのです。

     脳を地球にたとえると、地球上のコンピューターがインターネットでつながってさまざまな情報をやり取りしているように、脳では神経細胞同士のつながりがさまざまな脳の機能を可能にしているわけです。神経細胞間の情報伝達もインターネットと同様、電流で伝えられています。すなわち脳が働いているとき、脳には電気が流れているということです。

     脳の働きは電気活動で営まれている。このことを見る、聞く、味わう、嗅ぐ、感じるといった知覚で考えてみましょう。

     たとえば、ものを見る視覚は、目に入ってきた光の信号を目の奥の網膜の神経細胞が電気信号に変換します。その電気信号が視神経を伝達して大脳皮質の後頭葉の神経細胞を興奮させます。後頭葉は視覚を感じる領域なので、われわれは脳の中のスクリーンに現れた映像を見ているだけなのですが、あたかも本当の外界を見ているように感じることができます。

     同様に音は耳の奥の内耳で、味覚は舌の味覚神経で、においは鼻の奥の嗅神経で、体の痛みなどの感覚は皮膚などにある感覚神経で、いずれも電気信号に変換されて脳に送られ、それぞれの知覚として感じとられます。つまり外界の出来事を電気信号に変えて脳が勝手に感知している、ということになります。

     少し哲学的な話になりますが、人間は世界を直接見ることができないともいえます。つまりそこにあると思っているものが実はあるかどうかわからない、脳が電気信号を介してそのように知覚しているだけかもしれません。これはまさに般若心経でいうところの、「この世はすべて空である」という考えにつながります。お釈迦様ははるか昔から脳の仕組みを見抜いていたのかもしれませんね。

     脳とはなんとも不思議なものです。

     (県立医科大学 脳神経外科 准教授 小倉光博)

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