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    清朝時代に発行された「漢文の聖書初版」、日本で見つかる 

    2017 - 10/08 [Sun] - 10:46

    漢文の聖書初版、京都・円光寺で見つかる 幕末、研究に入手か

    2017.10.7 14:45  産経新聞 Website

    1855年に香港で発行された漢文の聖書「代表訳本(だいひょうやくほん)」が、京都市左京区の真宗大谷派・円光寺で見つかった。幕末・明治期に同寺の12代住職で同派の学僧だった樋口龍温(りゅうおん、1800~85年)が、キリスト教研究のために入手したとみられる。旧約と新約が1つにとじられているが、旧約部分は初版本にあたり、専門家は「初版本は世界でもわずかしか現存していない。貴重な1冊」と話している。

    清朝時代の漢文聖書が日本で見つかる

    「God」を「神」ではなく「上帝」

     代表訳本は、中国で布教していた英国人らを中心とするプロテスタント教団の代表者たちが、それまでの漢文聖書の不正確な訳語などを大規模に改訂し、翻訳・発行したもの。香港では54年に新約、55年に旧約の出版が開始。「God」を「神」ではなく、中国の古代信仰の神にあたる「上帝」と訳すなどしている。

     円光寺では今年6月、木箱に収められた状態で見つかった。木箱の表には「誤った教えを正し、正しい教えを明らかにするため購入した。正しい教えを守る志を持つ者はひそかに読むことを許す」と樋口の筆跡で記されていた。

     当時は、日本人のキリスト教信仰や居留地外での布教は禁じられていた。樋口が高祖父にあたる円光寺16代住職の樋口浩史さん(57)は「時代が大きく動き、異教が入ってくる可能性があった中で、危機感を感じて研究していたんだろう」と語る。

     箱の内側の書き付けによると、文久2(1862)年に樋口は初めて聖書を入手したが、元治元(1864)年7月、長州藩と幕府軍が戦った「蛤御門(はまぐりごもん)の変」(禁門の変)で円光寺が焼けた際に聖書も焼失。慶応元(1865)年、江戸で再び聖書を買い求めた。これが今回見つかった代表訳本とみられる。

    仏教界の警戒心がわかる史料

     東京外語大の倉田明子准教授(中国近代キリスト教史)は「香港で出版された初版を含んだ合冊本は米国やオーストラリアなどに数点あるのみ。当時の宣教師らが持ち込んだのではないか。仏教界のキリスト教への警戒心がわかる史料としても興味深い」と話した。

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